奈良の隠れた特産品「大和牛」 神戸牛、松阪牛に「勝るとも劣らない品質」知名度アップへ県がPR強化

 認知度が低いままでは価格に反映されないが、おいしさが広まれば大和牛はブランド牛としての地位を確立し、高級食材として扱われる。県は先月、PR用のポスターやパンフレットなど、販売促進グッズを新たに作製。県内外への売り込みを本格化させた。県担当者は、「流通量を上げるために、生産者へのサポート強化も必要。全国に知れ渡るブランド牛に育てるために、県民にも一度食べてみてほしい」と話した。

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