原発最前線

デブリ見えても取り出せなければ意味なし 廃炉はやはり遠い道のりか 福島第1原発2号機

【原発最前線】デブリ見えても取り出せなければ意味なし 廃炉はやはり遠い道のりか 福島第1原発2号機
【原発最前線】デブリ見えても取り出せなければ意味なし 廃炉はやはり遠い道のりか 福島第1原発2号機
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 原子炉格納容器の底に落ちたL字型の部品が、その周辺にある小石状の物体が溶融核燃料(デブリ)であることを明確に物語っていた。東京電力が1月19日に福島第1原発2号機で行った格納容器の内部調査。昨年7月の3号機に続いてデブリが確認されたことは、廃炉作業にとって大きな一歩だが、得られた情報は依然断片的で、デブリ取り出しへの道が見えたとは言えない状況だ。(社会部編集委員 鵜野光博)

原子炉に「大きな穴が開いた」

 撮影されたL字型の部品は、東電によると核燃料を束ねる「燃料集合体」のハンドル部分の一部だという。

 「燃料集合体の一部が底部に落下している。原子炉の中にある燃料が落下して外に出ているということになるので、その周辺にある堆積物はデブリだと考えられる」

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