テレ朝で倉本聰さん1年ぶっ通しドラマ 平成31年度「やすらぎの刻〜道」

倉本聰さん(酒巻俊介撮影)
倉本聰さん(酒巻俊介撮影)

 テレビ朝日は23日、「帯ドラマ劇場(シアター)」(月〜金曜、午後0時半〜)を平成30年度は休止し、31年度に「北の国から」などで知られる倉本聰さんの脚本によるドラマ「やすらぎの刻(とき)〜道」を1年間にわたって放送すると発表した。NHK大河ドラマをのぞき、1年間放送するドラマは近年では珍しい。

 ドラマは山梨県が舞台。倉本さんが「帯ドラマ劇場」の第1弾として執筆した「やすらぎの郷」(29年4月)の主人公の作家、菊村栄(石坂浩二)が、白川冴子(浅丘ルリ子)や水谷マヤ(加賀まりこ)らの見守る中、以前、ボツになったシナリオを、今は亡き姫こと九条摂子(八千草薫)をモデルにして、発表するあてもないまま書き始めるところから始まる。そのシナリオを劇中劇の形で展開。昭和初期から戦中・戦後・平成までを描く。前半は清野菜名が主演し、晩年を八千草が演じる。合わせて「やすらぎの郷」のその後も描かれるという。

 昨年4〜9月にかけて放送された「やすらぎの郷」は、シニア世代をはじめ、幅広い世代から人気を集め、「東京ドラマアウォード2017」の脚本賞を受賞するなど、高い評価を得た。

 テレビ朝日は「やすらぎの刻〜道」を同局の開局60周年記念番組と位置付けた。早河洋会長は「60周年は大きな節目。こちらの思いを倉本先生にもご理解いただけた」と話した。