奈良県産の猪肉や鹿肉などの野生獣肉を紹介するイベント「ならジビエPRフェア」が21日、橿原市のイオンモール橿原で開かれた。
県は増えすぎた野生のシカやイノシシを捕獲、食肉加工をして「ならジビエ」としてブランド化する取り組みを行っていて、県民に広く知ってもらおうと、PRフェアが企画された。
県によると、県内では、食品衛生法などを順守し、安心・安全にジビエを提供している飲食店が23店舗あるといい、担当者は「『ジビエ』というものを認知してもらい、まず一口食べてもらうことが大切」と話す。
フェアでは、橿原市内のフランス料理店「ImagamI」が県内で獲れた猪肉のローストと鹿肉のソースをふんだんにはさんだ「ジビエサンド」を、五條市は柿やジビエを使った「ジビエカレー」を、それぞれ150食振る舞った。