米軍艦、スカボロー礁12カイリ内を航行 初の「自由」作戦か、中国側は「強烈な不満」

 フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にあるスカボロー礁は2012年に中国がフィリピンを追い出し実効支配を開始。これを受けてフィリピンが国連海洋法条約に基づく仲裁裁判に訴え、南シナ海における中国の主権主張を全面的に退けた16年7月の裁定につながった。

 南シナ海での防空識別圏設定を狙う中国は、パラセル(中国名・西沙)諸島やスプラトリー(同南沙)諸島に続いてスカボロー礁の埋め立てと軍事拠点化の機会をうかがっている。