上田市長選に前市議会議長が出馬会見「新たなまちづくり」

 任期満了に伴う上田市長選(3月18日告示、25日投開票)をめぐり、新人で前市議会議長の土屋陽一氏(61)=無所属=が19日、同市内で記者会見を開き、同市長選への出馬を正式表明した。

 土屋氏は「これまでの議員活動を生かし、新たなまちづくりに挑戦したい」と出馬理由を説明。ごみ処理施設の計画推進や信州上田医療センターなど地域医療体制の充実に取り組むと強調した。

 土屋氏は上田市出身。平成2年に市職員を退職後、3年に市議選に初当選した。昨年12月に市長選に出馬する考えを示し、7期目途中の同月末に市議を退職した。

 市長選では、現職の母袋創一市長が不出馬を表明。元共産党市議の金井忠一氏(67)が無所属で出馬する意向を明らかにしている。

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