オウム裁判終結 高橋克也被告の無期懲役確定へ 最高裁が上告棄却(1/2ページ) - 産経ニュース

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オウム裁判終結 高橋克也被告の無期懲役確定へ 最高裁が上告棄却

 オウム真理教による地下鉄サリン事件(平成7年3月)などに関与したとして殺人罪などに問われた元信者、高橋克也被告(59)について、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は、高橋被告の上告を棄却する決定をした。無期懲役とした1、2審判決が確定する。18日付。3裁判官全員一致の結論。教団による一連の事件の刑事裁判は、元教祖、麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(62)が逮捕された7年5月から約23年を経て、全て終結する。

 一連の事件では計192人が起訴され、13人の死刑が確定した。全面無罪は2人。

 最高裁決定に対し、高橋被告側は22日までに異議申し立てをすることもできるが、結論が覆った例はほとんどない。全員の刑確定後、法務省が死刑執行の検討を本格化させるとみられる。

 13人が死亡、6千人以上が負傷した地下鉄事件で、高橋被告は日比谷線にサリンをまいた教団元幹部、豊田亨死刑囚(49)を車で駅まで送迎。弁護側は公判で「事前にサリンをまくとの説明はなく、計画を知らなかった」と無罪を主張した。

 また、VXガス▽目黒公証役場事務長監禁致死▽東京都庁郵便物爆発-の各事件にも関与したとして起訴された。