海宝漬、牛タン弁当…阪神被災地で東北のうまいもんずらり そごう神戸店でみちのくフェア

東日本大震災の被災地・東北の事業者らが出店する販売会=神戸市中央区のそごう神戸店
東日本大震災の被災地・東北の事業者らが出店する販売会=神戸市中央区のそごう神戸店

 東日本大震災の被災地・東北の復興を後押ししようと、神戸市中央区のそごう神戸店で17日、東北の事業者が参加する販売会「みちのく いいもん うまいもんin神戸」が始まった。約400点の名産品が並び、多くの買い物客が訪れていた。21日まで。

 独立行政法人「中小企業基盤整備機構」が主催。岩手、宮城、福島の東北3県から40社が参加した。

 東北は3月で震災から丸7年となるが、販売が震災前の水準を下回ったままの事業者も多いという。宮城県女川町の海産物販売業者「いかや」は、津波で店舗が流され、いまだ再建のめどが立っていない。それでも夫と店を経営する阿部美子さんは「お客さんの温かい声に助けられてここまでくることができた。また地元で店を開きたい」と前を向く。

 会場では、アワビとイクラ、メカブを合わせた「三陸海宝漬」や、牛タン弁当、喜多方ラーメンなどの特産品を販売。買い物に訪れた兵庫県尼崎市のパート従業員、春野薫さん(63)は「阪神大震災を経験しているので苦労が分かる。お互いさまの気持ちで支援できれば」と話していた。