【スポーツの裏話】金蘭会が春高バレーで優勝した理由とは 強さの秘密は選手の「プロフェッショナル」にあり 愛芽世は中田久美監督も期待する新星(2/5ページ) - 産経ニュース

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スポーツの裏話

金蘭会が春高バレーで優勝した理由とは 強さの秘密は選手の「プロフェッショナル」にあり 愛芽世は中田久美監督も期待する新星

「私への対抗心がある」と藍梨

 愛芽世の身長は174センチだが、手足が長く、最高到達点は304センチ。コート上で放ったスパイクや高く跳躍するブロックは全国のバレー関係者の注目を集めた。

 宮部姉妹はナイジェリア人の父を持つ。3年前の1年生の時に金蘭会を3冠(高校総体、国体、春高)に導いた姉の藍梨さんは妹について「向上心があって、負けず嫌い。良い意味で私への対抗心がある」と評する。一方の愛芽世は姉について「比べられること自体が光栄なこと。私は姉よりも身長が低く、技術的にも下手だが、私にしかできないようなプレーをしたい」と語っている。

中田久美・日本女子代表監督「まだまだ伸びる」

 あまり選手を褒めることをしない池条監督が愛芽世について、「春高バレーを通じて成長を果たした」と目を細めれば、大会の視察に訪れた日本女子代表の中田久美監督も「(愛芽世は)まだまだ伸びる可能性がある。魅力を感じています」と報道陣に語り、将来的な代表招集に「全日本でも起用できるよう(支える)準備をしたい」と期待感を示した。

 金蘭会は昨夏の高校総体2回戦で早々に敗退し、今大会はシード校ではなかったが、終わってみれば6試合で失セット1という圧倒的な強さを見せた。ユース代表経験がある3年生の林琴奈が主将としてチームをまとめ、残りのレギュラーは1、2年生の西川、宮部ら昨夏のユース選手権に出場した現役ユース代表の6人。「史上最強セブン」とも言われ、課題だったレシーブ力も徹底的に鍛え、大会では大きな穴が見当たらなかった。