「黒人は醜く英王室の血を汚す」 英王子と婚約のメーガン・マークルさんに英独立党党首の恋人が差別メッセージ

 【ロンドン=岡部伸】英国の欧州連合(EU)離脱を訴えた英独立党(UKIP)のボルトン党首(54)と交際していたモデルで同党員女性(25)が、チャールズ皇太子の次男ヘンリー王子(33)と婚約した米女優メーガン・マークルさん(36)について、「黒人は醜く英王室の血を汚す」などと人種差別的内容のメッセージを友人に送っていたことが16日までに判明した。ボルトン氏は女性を懲戒処分にし、「交際をやめる」と述べた。

 大衆紙「メール・オン・サンデー」によると、女性は友人に送ったメッセージで、ヘンリー王子と今年5月に結婚する米国人女優、マークルさんに離婚歴があり、黒人の母親と白人の父親の娘であることから、「黒人は醜いから好みでない」「私たちの王室の血を汚す」と中傷。「次はムスリム(イスラム教徒)の首相が登場。そして黒人の国王も」とも書いた。

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