新潟市大雪一服

スリップや衝突・追突事故多発

 除雪が遅れている道路では圧雪で生じるスリップや、わだちにハンドルを取られたりして、対向車がすれ違う際の衝突事故や追突事故などが多発している。

 新潟県警は、交差点の路肩に積み上がった雪で見通しが悪い▽歩道に雪が積もり歩行者が車道を歩いている▽雪や氷などでハンドルが取られやすい-など、事故につながりやすい状況が続いていると指摘。「ドライバーはスピードを落として車間を多めに取るなど余裕のある運転を心がけ、狭い道では『譲り合いの精神』で走行してほしい」と呼び掛けている。

 ただ、12〜14日に県内で発生した交通事故は前年同期よりも少なく「重大な事故も起きていない」(県警交通企画課)という。同課では、外出を控える市民が多かったことやドライバーがゆっくりとした速度で運転したことが、事故の防止につながったとみている。

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