前橋女子高生重体事故

知人女性との交流楽しみ、運転に固執か 頻繁にセンター通い

女子高生が重体となった事故現場近くで現場検証を行う捜査員ら=14日、前橋市(住谷早紀撮影)
女子高生が重体となった事故現場近くで現場検証を行う捜査員ら=14日、前橋市(住谷早紀撮影)

 前橋市北代田町の県道で9日朝、自転車で登校中の女子高生2人が逆走してきた乗用車にはねられ重体となった事故は16日、発生から1週間を迎える。乗用車を運転し、自動車運転処罰法違反容疑(過失致傷)で逮捕された川端清勝容疑者(85)=同市下細井町=は事故当日の行き先の老人福祉センターには車で頻繁に通い、知人女性と会うのを楽しみにしていたという。高齢で物損事故を繰り返してもハンドルを握り続けたのは、家の外での交友に飢えていたからなのか-。

 関係者によると、知人女性は70歳代後半〜80歳代で、川端容疑者と同じく「おおとも老人福祉センター」(同市大友町)に通い、8年ぐらいの付き合い。車の運転ができない女性を川端容疑者が送迎したり、女性が川端容疑者の食事を用意したりするなど親しかったという。

 川端容疑者は妻がおり、息子夫婦らと同居。以前にも物損事故を繰り返し、家族から運転をやめるよう説得されていたが、応じなかった。事故当日は家族の目を盗み、通常より2時間早く外出してセンターへ向かった。

 「(川端容疑者は)女性に会うため、ほぼ毎日車を運転してセンターに通っていたようだった」と、川端容疑者を知る人物は証言する。

会員限定記事会員サービス詳細