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千葉市は成人の日の8日、同市中央区の千葉ポートサイドタワーで新成人と熊谷俊人市長による座談会「新成人と語る未来の千葉市 2018」を開いた。同市の新成人9757人(平成29年10月31日現在)を代表する男女12人が熊谷市長と、同市の未来や将来の夢などについて熱心に語り合った。
12人は市内で働く消防局職員や勉学に励む大学生ら。教育や児童福祉、市内の活性化やバリアフリーなど多岐にわたる話題について、それぞれが自分の専門分野の視点から意見を交わした。
春から市内の幼稚園で働く同市緑区の短大2年、田原広美さん(20)は「千葉市についてそれぞれの考え方が聞けて、自分たちの町がまた好きになった」と笑顔。特別支援学校の教諭を目指している同市中央区の大学2年、小栗央さん(20)は「教育についてたくさん話が聞けてよかった。次世代につないでいく新成人としての自覚が深まるいいきっかけになった」と話した。
同日、同市で開かれた「成人を祝う会」では、市内の新成人のうち7313人が出席。参加率は75・0%だった。