「学歴は浮輪。人生を泳ぎやすく」ロザン菅さんの勉強法指南本が人気「身の丈にあった勉強法」

「学歴は浮輪。人生を泳ぎやすく」ロザン菅さんの勉強法指南本が人気「身の丈にあった勉強法」
「学歴は浮輪。人生を泳ぎやすく」ロザン菅さんの勉強法指南本が人気「身の丈にあった勉強法」
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 30代の女性と結婚したことを元日にツイッターで明らかにした、お笑いコンビ「ロザン」の菅広文(すが・ひろふみ)さん(41)が、相方で京都大学法学部卒の宇治原史規(うじはら・ふみのり)さん(41)の勉強法を元ネタにした勉強指南本「身の丈にあった勉強法」(幻冬舎)を出版した。「予習と復習、どちらかを捨てるべき」など理想論を捨てた勉強法は、ユニークだけれど納得のいくものも多い。

いわば宇治原の伝記です

 菅さんと宇治原さんは、大阪教育大学の附属学校である大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生。京大に現役合格した宇治原さんの勉強法をずっと観察してきた菅さんは、これまでにも宇治原さんを元ネタに、「京大芸人」や「京大芸人式日本史」など数々の本を出版、ベストセラーも生み出している。

 新刊「身の丈にあった勉強法」は、普通の人に向けて、勉強へ取り組む姿勢や具体的な方法に言及した1冊だ。菅さんは、「まあ、宇治原を使った金もうけですよ(笑)」と前置きした上で、「世の中にかしこい人が書いた勉強法の本はたくさんある。でも、普通の人はやりづらい方法であることも多い。普通の人の偏差値が5上がる勉強法を書きたかった」と説明する。

 勉強の本なら、宇治原さんが書いたほうがいいという声もあるが、宇治原さんは「菅さんはおもしろい本を書くことができる。ぼくは、自分の勉強法を説明はできるんですけれど、おもしろく書くことはできないので」と話す。

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