よんたま駅長辞令交付 1年の見習い期間経て昇格人事 和歌山

辞令を交付された「よんたま」=和歌山県紀の川市
辞令を交付された「よんたま」=和歌山県紀の川市

 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(紀の川市)で5日、「たま」の駅長就任11周年記念式典が行われ、伊太祈曽駅(和歌山市)の駅長見習いの三毛猫「よんたま」に、同駅の駅長兼貴志駅の駅長代行への昇格人事の辞令が交付された。

 同電鉄の小嶋光信社長や「よんたま」、たまⅡ世駅長「ニタマ」が参加。伊太祈曽駅の駅長に就任した「よんたま」は、平成28年4月に同市内の女性のもとにやってきた野良猫。昨年1月5日、駅長職が空席だった同駅の駅長見習いになった。1年間、教育責任者の「ニタマ」のもとで駅長業務を学び、晴れて駅長に昇格したという。

 式典では、小嶋社長が「めでたい正月にめでたく昇格。うれしさのあまり、よんたまも武者震いをしています」などとあいさつ。小嶋社長から辞令を交付された「よんたま」は、駅長の印である金色の線が入った駅長帽を被り、初仕事としてお守り「たま駅長福銭」を駆けつけたファンらに配布した。

 東京都渋谷区から友人と訪れた大学4年、上原里紗さん(22)は「社長になついているよんたまの姿がかわいかったです」と笑顔で話していた。