トランプ暴露本、内容は… 「大統領になるつもりなかった」「歯ブラシには触れるな」

 トランプ米政権に関する暴露本「炎と怒り」の主な内容を米誌ニューヨーク・マガジン(電子版)が報じた抜粋から構成した。著者のコラムニスト、マイケル・ウォルフ氏はトランプ大統領を含む200人以上に取材したと主張するが、ホワイトハウスはトランプ氏への取材や、暴露本の内容を否定している。(ワシントン 加納宏幸)

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勝利想定せず

 トランプだけでなく大統領選の陣営のほぼ全員がおそらく大統領にならないという考えで一致していた。

 フリン(前国家安全保障問題担当大統領補佐官)は選挙戦の最中に友人から、ロシア側から受け取った多額の講演料に問題があると指摘されていたが、「問題になるのは選挙で勝ったときだけだ」と答えた。

 メラニア(大統領夫人)も夫から大統領にはならないだろうと約束されていた。大統領選の夜、勝利が近づいたとき、トランプは幽霊を見たような様子で、メラニアも喜ぶどころか涙ぐんでいたという。

 一方、トランプの長女のイバンカ(大統領補佐官)は夫のクシュナー(大統領上級顧問)と政権入りした後、初の女性大統領を目指して将来出馬することについて夫婦で真剣に話し合った。