浪速風

神社で外国人一家が年賀挨拶…好調インバウンドで見た初夢、日本のことを外国人に学ぶ恥ずかしさ

初詣の参拝客で賑わう住吉大社=1月1日
初詣の参拝客で賑わう住吉大社=1月1日

初詣に出かけた近くの神社で、「アケマシテ オメデトウゴザイマス」と片言の年賀のあいさつが聞こえた。振り向くと、外国人の一家が列に並んでいる。父親が子供たちに日本のお正月のしきたりを教えているらしい。柏手を打って一礼するしぐさが、ぎこちないが、かわいい。

▶有名社寺ではないのに旅行者だろうと思ったのは、近所のマンションでも最近、民泊にしている部屋があるからだ。昨年、大阪を訪れた外国人観光客は1千万人を超えたとみられる。日本全体では年々400万人の伸びで、政府が掲げる2020年に4千万人という目標達成も不可能ではない。

▶訪日の目的は明らかに変化している。以前の団体旅行や爆買いではなく、日本の文化や歴史、四季の行事に関心が高いようだ。ネットでさまざまな日本の情報が得られ、よく勉強している。日本人もうかうかしてはいられない。日本のことを外国人に学ぶ。あまり想像したくない初夢を見た。