小池百合子知事の「ゼロ」公約、進捗は…待機児童→需要に追いつけず 電柱→多大な費用と時間 満員電車→時差ビズ浸透進む

満員電車ゼロ

 「満員電車ゼロ」に向け、小池氏は知事選でラッシュ時間帯の混雑緩和を図る時差出勤、2階建て通勤電車の導入促進を訴えた。

 このうち時差出勤は、浸透に向け29年春に企業などと協力して「快適通勤プロモーション協議会」を始動させ、環境相時代に定着させた夏の軽装「クールビズ」にちなんで「時差Biz(ビズ)」と銘打った。7月に展開したキャンペーンでは300を超える企業、自治体などが参加し時差出勤に取り組んだ。

 11月の同協議会では、民間調査で時差ビズの認知度が約7割に達したことが報告されており、小池氏は30年に取り組みを加速させていく方針を表明している。

 一方、これまでに2階建て通勤電車に関する目立った発言はない。都幹部は「選挙ではインパクトのあるフレーズを使ったのだろう」と推し量り、「ハード対策には時間とお金がかかる。まずは時差ビズのような取り組みで機運を盛り上げていくことが現実的だ」と話す。