2018大予測

茨城、「魅力度」5年連続最下位から脱却だ!?そのための3箇条とは…

 この中で、農業産出額が北海道に次ぐ全国2位の茨城にとって得意分野にも思えそうな「農林水産・食品」だが、上位に位置していたのは地名と地域ブランド食品が強く結び付く自治体ばかり。茨城の市町村は見当たらない。

 田中准教授が「農業大県の茨城はこの分野で勝負してみてはいかがか」と提案するように、「茨城ブランド」でどう勝負に挑めるかが、鍵を握るかもしれない。

 (水戸支局 鴨川一也)

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 【ザ・提言! 3氏の主な主張を一気に公開】

 ■茨城県・大井川和彦知事

 われわれがやらなくてはならないのは、ランキングに一喜一憂せず、本質的な部分で茨城の魅力そのものを高め、もっと発信する。これに尽きます。

 知事選で県内を回って、特に私が感動したのは行方市から見た「ダイヤモンド筑波」。霞ケ浦越しの筑波山に夕日が沈んでいく。思わず車を止める美しさでした。県内各地には、無名だけど競争力を持っておかしくないものがたくさんあることにも気付きました。

 とはいえ、「茨城」ブランドとして出回っていないから、県外で認知されていないかもしれません。これが課題で、茨城の良さをしっかり世の中に伝えられないかと思っています。

 農業を例に挙げると、より極めた高品質のものを作って高い値段で売ることが必要です。山が高くなければ裾野は広がりません。本当に農業を発展させようとしたら、高く売れるブランド農産物を作って山頂を高くし、山全体を大きくしていく。大きな強い産業に育つとはそういうことです。トップ企業やトップブランドにこだわる政策が必要かもしれません。