2018大予測

茨城、「魅力度」5年連続最下位から脱却だ!?そのための3箇条とは…

 同調査について、論文を発表している茨城大の田中耕市准教授(人文地理学)は「あくまでも個人がどう感じるかという主観的な評価に基づく調査」とした上で、「メディアに取り上げられる機会も多く、社会に与えるインパクトは大きい。地域の魅力について、大規模かつ継続的に行われている調査は他にはない」としている。

 田中准教授の分析では、調査項目のうち「魅力度」「観光意欲度」「居住意欲度」に注目すると、観光意欲度が居住意欲度よりも約3倍も都道府県の魅力度につながりやすいという分析結果が出た。つまり、観光地としての評価が魅力度に強く反映されるということだ。「住みやすいのになぜ魅力度が低いのか」いう茨城県内ではよく耳にする疑問が実は的を射ていることがわかった。

 また、調査項目を13分野に分けて調べたところ、「観光・レジャー」「農林水産・食品」「生活・買い物の利便性」「歴史」の順に「魅力度」につながりやすいことも判明。試験に例えると、この4分野が配点の高い科目となる。単純にランキング上位を狙うなら4分野を充実させるための施策に力を注ぐという考えも作戦の一つなのだ。