私ども自由党という立場からすればですね、去年の選挙、党としての戦いはできませんでしたけれども、多くの親しい友人が、グループは別にいたしましたけれども、たくさん当選してくれました。そういう意味では、われわれ自身はおおいに元気づけられているところなんですけれども、それは全く天下の状況からみれば取るに足らない話でございまして、やはり、なんとしても、野党結集のもとに政権をとらなくてはいけないということだと思います。
これは、国民の意識も、かなり、最近になって強くなってきているのではないかなと、そう思っておりまして、このまま野党がグズグズしていれば、結局、参院選、といっても来年の夏ですから、この選挙で、手ひどい、今まで以上の、国民からの不信が野党に向けられるのではないかというふうに思います。
それが、直接的に自民党の支持票には決して結びつかないとは思いますけれども、私は、そんなことはいけないと言っているんですが、棄権という形で、国民の不信感、これは与党、野党の不信というよりも、政治不信、民主主義に対する不信ということが、国民の間に根づいてくるような気がいたしまして、非常にその意味で、与野党の消長以上に、その、国民の政治不信ということが強くなることを、非常に心配しております。