江藤詩文の世界鉄道旅

ハイラムビンガム号(5)一生に一度は行きたい世界遺産「マチュピチュ」の村で見つけた撮り鉄向けトレインビュースポット

 歩いて回れるほど小さなマチュピチュ村は、中央通りの真ん中に線路が敷設され、列車も人も車もイヌもしょっちゅう行き交っている。そんなメインストリートの最奥にあり、最先端のモダンペルー料理を出すレストラン「チュルピ」がそれだ。通りに建ち並ぶ観光客向けのみやげもの店や他のレストランとは一線を画す洒落た雰囲気。意識高い系っぽいヨーロッパの旅行者が、MacBookを開いているテラスでは、野良犬がだらだらと寝転び、眼下には列車が行ったり来たり。よく冷えたペルー産の白ワインを飲みながら、いくら眺めていても眺め飽きることがない。

 インカレイルにも乗ってみたかった気もするが、一生に二度と来られないかもしれないペルー。ここはやはり復路もハイラムビンガム号にして正解だ。マチュピチュ駅では機関車が出発準備を整え、「ハイラムビンガム号」の乗客だけの専用ラウンジでは、ドリンクサービスが始まっていた。

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 皆様、今年も世界鉄道旅をお楽しみいただけましたでしょうか。2018年も世界各地の鉄道旅行をレポートしますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。どうぞよいお年をお迎えください。

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