安保理運営で発揮した手堅い手腕 12月31日で日本が非常任理事国の任期2年終了(1/3ページ) - 産経ニュース

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安保理運営で発揮した手堅い手腕 12月31日で日本が非常任理事国の任期2年終了

3月8日、ニューヨークの国連本部で北朝鮮問題に関して米韓の国連大使とともに会見を行う別所浩郎国連大使(中央)
3月8日、ニューヨークの国連本部で北朝鮮問題に関して米韓の国連大使とともに会見を行う別所浩郎国連大使(中央)

 国連安全保障理事会の非常任理事国を務めてきた日本は31日で2年間の任期を終える。北朝鮮への対応では計6本の対北制裁決議を米国とともに主導。安保理運営をめぐっては、手堅い手腕を発揮した。2022年の非常任理事国選挙(任期23〜24年)に向け、さらに存在感を増すことができるかが課題だ。(ニューヨーク 上塚真由)

別所浩郎大使は空港から国連本部に直行

 16年からの任期中、北朝鮮は挑発行為をエスカレートさせ、安保理の緊急会合は18回も開催された。前駐韓大使の別所浩郎国連大使は着任した16年6月22日、ニューヨークの国際空港から国連本部に直行し緊急会合に出席。北朝鮮問題に知見が深い別所氏の意見は、安保理内の議論で重視されていたという。

 日本は北朝鮮問題への関心を高めるため、NHKカメラがとらえたミサイル画像を理事国に配布するなど、現実の脅威として扱うよう訴えた。対北協議では過去に「米国が交渉相手の中国と、早く手を打とうとする」(安保理筋)傾向にあったが、日本はトランプ米政権と緊密に連携して「最大限の圧力」をかけ続けている。