ロシア西部のスーパー爆発、負傷者10人に 金属片を詰めた手製爆発物

 【モスクワ=黒川信雄】ロシア西部サンクトペテルブルクのスーパーマーケットで27日夜、爆発が発生し、少なくとも10人が負傷した。インタファクス通信などが伝えた。露連邦捜査委員会は、金属片を詰めて殺傷力を高めた手製の爆発物が仕掛けられていたとみて、殺人未遂容疑で捜査を開始した。

 国営テレビは同日、救急車や消防車が集まり騒然とした現場の様子を伝えた。現地メディアは、客が荷物を預けるロッカー内で爆発が起きたと伝えている。連邦捜査委によると、爆発物はTNT火薬に換算して200グラム相当の威力があったという。

 サンクトペテルブルクでは4月に地下鉄でテロが発生し、少なくとも14人が死亡。今月中旬にはロシア連邦保安局が、多数の観光客が集まるカザン大聖堂などでテロを計画したとして、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の関係者とされる7人を拘束したと発表していた。