大阪市天王寺区の天王寺動物園に、福井県鯖江(さばえ)市西山動物園で生まれた雌のレッサーパンダの「咲弥(さくや)」(2歳)が仲間入りした。1月1日の臨時開園日から一般公開される予定で、愛らしい姿が来園者の人気を集めそうだ。
咲弥は、希少動物であるレッサーパンダの繁殖のため11月20日に来園。おとなしく人懐っこい性格で、竹の葉やリンゴなどを食べ、元気よく過ごしているという。天王寺動物園では、雄のメルと雌のシュウナのレッサーパンダ2頭を飼育してきたが、これで3頭になった。
東京・上野動物園ではジャイアントパンダの赤ちゃんが注目を集めているが、動物園関係者は「みなさんに親しんでもらい、ぜひ子孫を残してほしい」と期待を寄せている。