大阪観光局は25日、インバウンド(訪日外国人客)の大阪滞在中の消費額調査の結果を発表した。平均滞在日数は4・2泊で、平均支出額は10万6645円だった。
インバウンドの実態調査のために今年6月と10〜11月に関西国際空港でアンケートを実施。1785人から回答を得た。平均支出額の内訳は、買い物が最も多く、5万3286円だった。国別消費額は、中国人が平均滞在日数4・1泊で19万8036円と最も多く、香港からの観光客が4・7泊で10万1975円▽タイ人が5・4泊で9万4318円-と続いた。飲食費が最も多いのはフランス人で、4・9泊で2万1889円だった。
宿泊施設ではホテルが全体の46%を占め、民泊が20%でゲストハウスが17%と続いた。民泊は中国人の宿泊が多く、ゲストハウスは韓国人の利用が多かった。
担当者は「経済活性化を目指すためにも消費額を知ることは大切。これからも続けたい」と話した。