青森のブサかわ犬「わさお」は育ての母の遺言を守った! 記者の胸は熱くなった! でも気になる今後…

 そんな、わさおと菊谷さんだが、25年1月に菊谷さんが肺炎で入院すると、自慢の毛が抜ける事態に。わさおの活動を支援する「わさおプロジェクト」代表で同町観光協会副会長の工藤健さん(50)は「捨てられたという思いと菊谷さんが逃げたという思いからストレスになったのでは。私たちは毛が抜けたわさおを見たことがないので、まるで仙人のようにあごひげだけになってしまったわさおを見てびっくりしました」。確かに、当時の写真を見ると毛が抜け落ち、フサフサのわさおとは別人になっていた。

 2カ月ほどで菊谷さんが退院すると、わさおは主の帰りを待っていたかのように元気を取り戻した。菊谷さんの体調を考え、従業員が交代でわさおの面倒を見るようになった。

 その頃から菊谷さんは、あるプランを描いていた。「わさおにも家族が必要だ」。26年4月にテレビでわさおの嫁を公募。4匹と見合いをした結果、わさおは晴れて秋田犬「つばき」(5歳)と結婚。工藤さんによると、「わさおは意外とツンデレ。つばきがわさおにベタ惚れでしたよ」とアツアツぶりを語った。そして、わさお、つばきの娘として、里親探しでつばきの実家から預かった「ちょめ」(2歳)を迎え入れ、晴れて3人家族に。

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