浪速風

株価上昇サンタクロース・ラリー、同じ急騰でもビットコインは…「濡れ手で粟」はバブルで懲り懲り

バブル経済崩壊後の最高値を更新した日経平均株価を示す電光掲示板=12月11日、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
バブル経済崩壊後の最高値を更新した日経平均株価を示す電光掲示板=12月11日、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)

米国の株式市場に「サンタクロース・ラリー」と呼ばれる現象がある。ラリー(Rally)は「持ち直す」「反発する」で、クリスマスから新年にかけて、しばしば株価が跳ね上がる。サンタクロースから投資家へのプレゼントなのだろう。同じ意味で、日本でも「掉尾(とうび)の一振」という格言がある。

▶日米とも株価が上昇している。日経平均株価は終値で2万3千円台に乗るかもしれない。米国では法人税減税実現の期待感から買い注文が集まり、日本は米国株上昇を好感して-と、理由がはっきりしている。ところが、こちらはさっぱりわからない。インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」である。

▶急騰ぶりが話題で、テレビCMも見かけるが、仕組みはちんぷんかんぷん。経済制裁で苦境に陥った北朝鮮が、新たな資金源として取引所にサイバー攻撃を仕掛けているともいわれる。もとより手を出すつもりはない。「濡れ手で粟(あわ)」はバブルで懲り懲りだから。