関西の議論

東京化する大阪弁「してまう」から「しちゃう」へ…府民3分の2使用「関西的思考」消滅、ネオ関西弁も拡散

 「〜ちゃう」を「使う」と答えた堺市中区の男子大学生(22)は「子供の頃から使っている。言われて初めて気付いた」と反応した。

 ただ、大阪本来の「〜てまう」も根強く使われており、「〜ちゃう」と併用するという回答が26人を占めた。ニュアンスに違いがあるのだろうか。

 「『買っちゃう』はかわいい子ぶるときに使う。また出会って間もない女性や男性と話すときで、よそゆきの雰囲気を出したい場合にも使う。『〜てまう』は、ふだん着感覚」と大阪市都島区の女性公務員(31)は言う。

 また大阪市淀川区の男性会社員(27)は「『買っちゃう』のほうがかわいい。失礼ではない言い方のような気もする。目上の人と話すときは、『買っちゃう』です。仲がいい男同士だと『買ってまう』になる」と打ち明けた。

 「〜ちゃう」についてこのほか、「やさしい口調」や「若々しい」「女の子が使う」など、プラスかソフトなイメージを持つとする回答が目立った。

 ただ、「〜てまう」を「使わない」と断言する人もおり、吹田市の女子大学生(19)は「『買ってまう』はコテコテすぎで、使わない」。若い世代では、「〜てまう」が発する「大阪弁臭」に抵抗を感じる人も出てきている。

「〜ちゃう」東京由来とは知らず

 一方、「〜ちゃう」を使う32人のうち29人が「しちゃうねん」などと、大阪弁・関西弁の「〜ねん」をつけると回答した。

 「『しちゃうねん』は、普通に使います。『〜ねん』をつけないと東京っぽい。友達も同じような使い方」と高石市のフラダンス講師の女性(46)。