外交文書

河野太郎外相の祖父・一郎氏 米高官に対ソ外交で協力引き出す 領土問題進展のバトンは孫に

 8月にフィリピンで初めてラブロフ露外相と会談した際にこう語りかけた。11月には、一郎氏が日ソ共同宣言の署名式でフルシチョフ共産党第1書記からもらったペーパーナイフの写真をツイッターに投稿した。

 外務省幹部は「河野外相はおじいさんの関係でロシア政府内で人気がある。外交では血筋が重要な武器になる」と話す。太郎氏は北方領土交渉について「河野一郎から見れば『お前らいったい何やっているんだ』と怒っているかもしれない」と語る。外相を経験した父の洋平氏も含め河野家三代にわたるバトンを受け継ぐ太郎氏の力量が問われている。(小川真由美)

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