大宮風俗ビル火災

風俗店の階段、1人分しか幅なく 周辺の17店を特別査察へ さいたま・大宮区

全焼した性風俗店の現場検証に向かうさいたま市消防局の職員ら=18日午前10時40分ごろ、さいたま市大宮区宮町(飯嶋彩希撮影)
全焼した性風俗店の現場検証に向かうさいたま市消防局の職員ら=18日午前10時40分ごろ、さいたま市大宮区宮町(飯嶋彩希撮影)

 さいたま市大宮区の性風俗店(ソープランド)で12人が死傷した火事で、同市消防局は18日、大宮区内にある同様の性風俗店17店舗を特別査察すると発表した。特別査察は多数の死傷者が出た社会的影響のある火災が起きたときなどに実施され、消防用設備の設置状況などについて調査する。

 同消防局によると、特別査察は同消防局査察指導課▽大宮消防署管理指導課▽同市建築行政課-の計16人、4班体制で実施する。防火管理者の選任状況や、消防法に基づく防火管理や火気管理、消防用設備の設置状況などをチェックする。

 県警などが18日に実施した現場検証を受け、同市建築行政課は「同店舗の建物は昭和40年ごろに建てられており、当時の建築法には違反しない」とした上で、現行法に照らし合わせた場合、廊下と階段を分ける区画が備わっていないなど適合しない可能性が高いという。

 同課は「査察で違法でなくても現行法に照らして危険なものは指導することも検討する」としている。

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