愛媛・とべ動物園で迎春準備 正面ゲート前に職員手作りの門松やしめ縄

とべ動物園に設置された職員手作りの門松=愛媛県砥部町
とべ動物園に設置された職員手作りの門松=愛媛県砥部町

 愛媛県立とべ動物園(同県砥部町)の入園客に正月気分を味わってもらおうと18日、正面ゲート前に開園以来恒例となった門松と大しめ縄が飾られた。

 職員手作りの門松は、高さ約3メートル、直径1メートル。園内から切り出した竹と松に梅、南天、スイセン、葉ボタンで彩りを添えた。飾り付けした同園の森貞恭治課長は「お正月に動物とふれ合い、癒やされて、いい1年にしてほしい」と話した。

 干支送りは28日午前11時半から、アカコンゴウインコ(トリ)からホンドタヌキ(イヌ)へバトンタッチが行われる。イヌ年にちなみ「みきゃん」や今治のバリィさん(トリ)もイベントに参加する。

 年内の営業は28日までで、開園する正月2、3日には先着各300組に干支のマスコットやカレンダーをプレゼントする。同園は来年4月に開園30周年を迎え、記念イベントを計画している。

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