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(108)アレルギー 症状はいろいろ、原因物質避けて

 アレルギーで最も注意が必要なのは、アナフィラキシーと呼ばれる急激な症状です。原因となる物質を食べたり吸い込んだりした後、数分から数十分のうちに起こり、呼吸困難となって命を落とすこともあります。アナフィラキシーとなるのを防ぐには、アレルギーの原因物質を知り、それを避けることが大切です。なぜアナフィラキシーとなるときとならないときがあるのか詳しくは分かっていませんが、運動や飲酒、薬の服用、女性では月経-などが可能性として挙げられています。

 また、生の果物や野菜を食べたときに、口の中や喉の粘膜にアレルギー反応が起こる人がいます。症状は、食べた直後に口や喉にかゆみやヒリヒリした感じ、違和感があるというものです。キウイや桃、リンゴ、メロンなどの果物の他、トマトやジャガイモに反応する人もいます。同じ果物や野菜でも、加熱したものや缶詰ではアレルギー反応が出ないことも多くあります。このアレルギーは、花粉やゴムに対するアレルギーとの関連も指摘されています。

 子供の場合、アレルギーの症状がうまく伝えられず、特定の食べ物を嫌がっていても、保護者は単なる好き嫌いと考えがちです。アレルギーの特定原材料に指定される卵や乳製品などを含む食品を嫌がる場合、アナフィラキシーとなるのを避けるためにも、一度調べておくと安心です。(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

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