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寒さで悪化しがちな肩こり、不眠対策の肝は首だ。内蔵や血管をコントロールする自律神経(交感神経と副交感神経)が集中しており、ストレスで交感神経の働きが優位になりがちな現代人も、首を温めることでリラックスしたときの副交感神経優位に切り替わるという。血行が促されてこりや痛みを鎮め、話題の「睡眠負債」解消にも役立つという。この冬、「首温活」商品に注目だ。(重松明子)
やさしい温かさが数時間
横になった体勢で首にジェルが塗られ、ジワジワとした温かさを感じる中、筋をグーッと伸ばされた。…ふぅ。
JR東京駅前のリラクゼーーションサロン「ラフィネ」丸の内オアゾ店で、冬限定の新メニュー「温活ネックドレナージュ」(5分760円)を受けた。ジェルには、バニラ豆の抽出成分バニリルブチルを配合。「カプサイシンと似た化学構造ですが穏やかな感触で、やさしい温かさが数時間続きます。首から全身の血行が促進され、その後のボディケア(40分4320円など)の効果もアップします」と広報担当。
寒さに縮こまり、硬くなった首や肩がほぐれて心地よい。全国約500の系列店舗で来年2月末まで実施する。
外出先でもさりげなく
「首につけて寝るだけで熟睡!」とうたうムック本「疲れとり首ウォーマー」(KADOKAWA、1620円)が、付録目当てで累計150万部超と大ヒットしている。