今季パ・リーグで最多勝利や最優秀防御率などのタイトルを獲得した西武の菊池雄星投手(26)が8日、埼玉県所沢市のメットライフドームで契約更改交渉に臨み、1億4千万円増の2億4千万円でサインした。
入団8年目の今季は26試合に登板して16勝6敗、防御率1・97の好成績で、最多勝利などの投手部門のタイトルを獲得。「1年間をけがなく投げきれたことがうれしい」と振り返った。将来的には大リーグ挑戦を視野に入れる菊池だが、この日の交渉で話題には上らなかったという。
菊池は来年2月の春季キャンプが始まるまでの間、2度にわたり渡米して自主トレーニングを行う予定。「来季は200イニングに挑戦していきたい」と決意を新たにした。(金額は推定)