水戸市職員に懲役6月求刑 暴力団幹部に情報漏洩

 水戸市職員が指定暴力団六代目山口組系組幹部に、トラブルになっていた男性の住所を教えた事件で、地方公務員法違反の罪に問われた同市城東の同市職員、岩谷勉被告(45)の論告求刑公判が4日、水戸地裁(角田康洋裁判官)で開かれた。

 検察側は論告で「被告人は犯行の主導的役割を果たしていた。動機は無責任で酌量の余地はない」と指摘し、懲役6月を求刑した。弁護側は「被害者は処罰を求めておらず、示談も成立している。事件との関わり方も主体的ではない」と訴え、罰金刑を求めた。判決は18日に言い渡される。

 起訴状などによると、岩谷被告は3月27日、同市吉沢町の同組系組幹部、田崎伸一被告(41)=同罪で公判中=に、田崎被告とトラブルになっていた男性の住所を伝えたとしている。

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