衝撃事件の核心

20歳年上の人妻との不倫の末のラブホ殺人 事件前、警察は容疑者の男を説得していた

2人が会ってトラブルとなったのは、これが初めてではない。9月1日には女性が、「別れ話で男と口論になった」と習志野署に相談していた。

関係の清算を迫ったのは、夫のいる女性の方だった。安垣容疑者の自宅に署員が駆けつけ、「女性がもう会わないでほしいといっている」と伝え、このときは、同容疑者も警察官の説得に応じたらしい。10月25日、習志野署員が女性に確認したところ、「(安垣容疑者とは)一切関わっていない。わざわざすみません」と謝意を示したという。

だが、安垣容疑者は未練を断ち切れなかった。実際は二人は連絡をとっていた可能性が高く、悲劇へとつながっていく。

意気投合

安垣容疑者と、女性が出会ったのは昨年秋。最近よくあるようなSNSや共通の友人が紹介する飲み会ではなく、飲食店でたまたま居合わせて意気投合し、間もなく交際するようになったとみられる。

安垣容疑者と女性は、20歳も年齢が離れている。安垣容疑者は独身だが、女性には夫がいた。道ならぬ恋路のはずだが、交際はしばらく続いた。

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