検査後に乳児死亡 両親が病院を提訴 神奈川

 横浜市鶴見区の「済生会横浜市東部病院」で平成22年9月、当時生後11カ月の中島莉奈ちゃんが死亡したのは病院側の医療ミスが原因だとして、父親の健生さん(47)と母親の優子さん(45)が、病院を運営する社会福祉法人「恩賜(おんし)財団済生会」に約9250万円の損害賠償を求めて横浜地裁に提訴した。

 訴状によると、莉奈ちゃんは同年8月、同病院の外来を受診し、血液中の胆汁成分が上昇する「肝内胆汁うっ滞症」の疑いがあるとの診断結果が出た。その後、同病院で肝臓に針を刺して組織などを採取し、症状の原因を調べる「肝生検」と呼ばれる検査を受けたが、その際に肝臓から大量出血。その後、事実上放置して、莉奈ちゃんを死亡させたなどとしている。

 病院側は「病院としての見解は裁判の中で表明します」とコメントしている。

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