神戸市灘区の市立六甲山牧場で、牧羊犬「ルーシー」が出産した子犬が公開されており、かわいらしい子犬をひと目見ようと多くの観光客が訪れている。
子犬は5匹で、いずれも10月2日に生まれた。母犬の乳を飲んですくすくと育っている。5匹のうち2匹は後継の牧羊犬として六甲山牧場で育てる予定で、他の3匹も国内の観光牧場に牧羊犬として譲渡される。
平成31年春には牧場内でヒツジを追いかけるショーを行う予定で、来月ごろから「お手」や「お座り」といった基礎的な訓練を開始。来夏にはトレーナーのかけ声に合わせた本格的な訓練を開始する。
牧場を訪れた神戸市北区緑町の大学生、加藤雄太さん(21)は「ショーではしっかりとした牧羊犬も、子犬の時にはすごくかわいくて癒やされました」と笑顔で話していた。
子犬たちは12月28日までの午前11時半と午後2時からのそれぞれ30分間公開される。