ヒューストン・バレエ・加治屋百合子、繊細に悲劇のヒロイン 新たな一面 演技に幅(1/2ページ) - 産経ニュース

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ヒューストン・バレエ・加治屋百合子、繊細に悲劇のヒロイン 新たな一面 演技に幅

「この3年で今まで以上のチャレンジができた」と話す加治屋百合子(宮川浩和撮影)
「この3年で今まで以上のチャレンジができた」と話す加治屋百合子(宮川浩和撮影)

 米5大バレエ団の一つ、ヒューストン・バレエのプリンシパル(最高位ダンサー)、加治屋百合子(33)。長らくアメリカン・バレエ・シアター(ABT)で主要な役を踊ってきたが、3年前にヒューストンに移籍。新作のヒロインを任される存在だが、この11月にはオーストラリア・バレエ団に初ゲスト主演。一方で災害復興支援ガラ公演を主催するなど、活動の幅を広げている。(飯塚友子)

 「ヒューストン移籍直後は不安でしたが、ダンサーとして違う自分を発見できました。ABT時代とは正反対の役を踊っています」

 かれんな外見と高度なテクニックを持ち、ABT時代は「ドン・キホーテ」の陽気な娘キトリなど、軽々と技を披露する役が多かった。ヒューストン移籍後は、振付家でもあるスタントン・ウェルチ芸術監督の代表作「蝶々夫人」や、「ラ・バヤデール」に主演。女優のような演技力が求められる、悲劇的なヒロインを繊細に演じている。

 「蝶々夫人は日本人の役ですし、着物のようなドレスが衣装。バレエのステップをしつつ、どこまで日本舞踊の要素を入れられるか、研究しました」