マイセンと百人一首融合 西洋磁器絵付け作家・川島亮子さん初個展 栃木

来場者に作品を説明する川島亮子さん=22日、宇都宮市中央のギャラリー「ファミーユ」
来場者に作品を説明する川島亮子さん=22日、宇都宮市中央のギャラリー「ファミーユ」

 ヨーロピアンポーセリン(西洋磁器絵付け)作家で文星芸術大非常勤講師、川島亮子さん(75)=宇都宮市=の初めての個展が22日、同市中央のギャラリー「ファミーユ」で始まった。27日まで。約25年間、作品を制作しているが、昨年から百人一首を取り入れて、宇都宮とのゆかりをアピールする。

 個展「ポーセリン マイセンと百人一首の世界」は代表作を撮影し、西洋磁器絵付けについて解説した「ヨーロピアンポーセリン・アートと百人一首」(アートセンターサカモト)の出版を記念して開催。マイセンの技法など文星芸大や絵付け教室の講師を続けている川島さんは、受講生らの作品展やグループ展、工芸展への出品はあるが、個展は初開催だ。

 「百人一首と宇都宮の関係は、かるた大会参加者は知っていても、広く知られていない。毎日の食卓に使う食器なら親しみも沸くし会話も広がる」。書道の心得もあり、早速、百人一首を小皿に書き込み、100種制作した。虫眼鏡で見ないと分からないほどの箸置きや貝合わせ、角皿なども制作。この日、会場を訪れた女性たちも「この歌は知っている」と興味を示し、「百人一首と宇都宮のゆかりは知らなかった」と川島さんの説明に聞き入っていた。

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