無断欠勤OK、嫌いな仕事しなくて結構-大胆、パートの働き方改革「誰も出勤しない日も…」 大阪・茨木の食品会社(2/3ページ) - 産経ニュース

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無断欠勤OK、嫌いな仕事しなくて結構-大胆、パートの働き方改革「誰も出勤しない日も…」 大阪・茨木の食品会社

一人も来ない日も…これで仕事は回るのか?

 無断欠勤を可能にして本当に業務が回るのか-。同社は比較的出荷スケジュールに余裕があるため作業量を調整できるといい、さらに「働かないと給料が下がるので、みんな一定数は出勤するんです」(武藤さん)。これまでに1度だけ、パート従業員が一人も来なかった日もあったが、その日は武藤さんら正社員が、必要最低限のエビを出荷して乗り切ったという。

 きっかけは、23年の東日本大震災だった。

 同社は宮城県石巻市に工場を構えていたが、津波で流され、多くの知人も亡くなった。同年5月には、得意先の紹介で茨木市で工場を再開できたが、やがて古くからの社員も辞めた。

フリースケジュール制で定着率アップ、人件費は400万円削減

 そんな現実を目の当たりにし、働く意味を考え直した。「会社を続けるからには、従業員から愛される職場にしたい」。フリースケジュール制を発案した。

 フリースケジュール制の導入で働きやすい職場になったのか、従業員の定着率が向上。辞めた従業員の欠員補充や新人育成といったコストが減り、人件費が約400万円削減できたという。