【大学の常識をぶっ壊す(2)】攻める広報・広告の理由は危機感 近大総務部長、世耕石弘さん(2/3ページ) - 産経ニュース

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大学の常識をぶっ壊す(2)

攻める広報・広告の理由は危機感 近大総務部長、世耕石弘さん

 世耕 近大は今のポジションをキープするだけでも必死にもがかなければいけないのに、さらに上に行こうと思っているのですから、常識で思いつくようなことをやっていたのでは間に合わないのです。

 --守りに入っている場合ではないですね

 世耕 これは私が学生時代に体育会の日本拳法部で汗を流してきたことが影響していると思います。強い相手と対戦したとき、逃げて下がってしまうと百パーセント勝てません。でも前に出ると負けるリスクが高まる代わりに0・1%でも勝つチャンスが出てくる。またリーチの長い相手に勝つためには前に出て、相手の懐に入る必要があるのです。そんな経験から試練から逃げない性分が身についたのかもしれません。

 --そこが話題の広報や広告の原動力なのですね

 世耕 近大は古くさい大学界の常識の中で過小評価と戦っていることはすでにお話ししました。ですから広告も自然に大胆で挑戦的なデザインとキャッチコピーになります。いずれも広告代理店任せにせず、キャッチコピーも句読点まで自分たちで考え抜きます。

 --バッシングは

 世耕 新しいことに挑戦しようとすると批判はつきものです。それが的を射たものならまだしも批判することが目的になっているようなことが少なくありません。だから、私はそういう意見は聞かないことにしています。批判を見ると「いつか見てろよ」と思うことにして、常に心が折れることのないように気を付けています。

 --攻めの広報や広告で伝えたいこととは