【大学の常識をぶっ壊す(2)】攻める広報・広告の理由は危機感 近大総務部長、世耕石弘さん(1/3ページ) - 産経ニュース

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大学の常識をぶっ壊す(2)

攻める広報・広告の理由は危機感 近大総務部長、世耕石弘さん

【大学の常識をぶっ壊す(2)】攻める広報・広告の理由は危機感 近大総務部長、世耕石弘さん
【大学の常識をぶっ壊す(2)】攻める広報・広告の理由は危機感 近大総務部長、世耕石弘さん
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▼(1)世界ランキングでは「慶応、早稲田、近大」…から続く

 志願者数4年連続日本一を達成し、知名度を全国区にした近畿大学。話題の広報や広告を次々手がけるなど躍進の仕掛け人となった総務部長の世耕石弘(いしひろ)さん(48)が、著書「近大革命」を発刊した。古くさい日本の大学界の序列をぶっ壊すためもがき続けているという世耕さんに、大学のブランド力を飛躍させた「攻める広報・広報」の理由などを聞いた。

 --今年の年頭の全国紙(関西版)への全面広告のキャッチコピー「早慶近」もそうですが、近畿大学の広報・広告は攻めている印象が強い。どうしてですか

 世耕 やはり、少子化の影響で日本の18歳人口が減り続けていることが関係しています。文部科学省の18歳人口の推移予測を見ると、ピーク時の1992(平成4)年に205万人いた18歳が将来的に2031年には99万人になるのです。来年の18歳は118万人と見込まれていますが、ここから減少が本格化するため大学界では「2018年問題」と呼んで警戒しているのです。

 --半分以下とは大変です

 世耕 大学のターゲットは18歳です。17歳は受験できません。19、20歳の浪人生がそれほどいるわけではありません。その18歳人口のボリュームがこれだけ減少しているのは恐ろしいことです。だから大学のくくりに安住していると自分たちを「中の中」だと思っていたら、気がついたら「中の下」になっていることにもなりかねません。

 --だから広報や広告では攻めていると