大阪市は20日、姉妹都市の米サンフランシスコ市議会が、在米中国系民間団体が設置した慰安婦像と碑文の寄贈を受け入れる決議案を可決したことに関し、エドウィン・M・リー市長宛てに吉村洋文市長が送った書簡を公表した。書簡は15日付。このまま手続きが進めば関係解消に踏み切るとした上で、リー市長に「拒否権行使という思慮深い英断を強く望む」とした。
サンフランシスコ市議会は14日の本会議で決議案を全会一致で可決。規定では10日以内であれば市長が拒否権を行使し、議会に差し戻すことができるが、その後に議会が定数の3分の2以上の賛成で再可決すれば受け入れ決議が成立する。
書簡で、吉村市長は「市議会の決定を私はこの上なく遺憾に感じている」と表明。姉妹都市である大阪市とサンフランシスコ市の「信頼関係を根本から揺るがす事態」と強調した。








