【大学の常識をぶっ壊す(1)】海外の客観的評価はまさかの「早慶近」 近大総務部長、世耕石弘さん(2/2ページ) - 産経ニュース

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大学の常識をぶっ壊す(1)

海外の客観的評価はまさかの「早慶近」 近大総務部長、世耕石弘さん

 世耕 近大が置かれたところの問題は何かを考えました。仏哲学者、アンリ・ベルクソンに「問題は正しく提起されたときに、それ自体が解決である」という言葉があるのですが、私は「古くさく固定化された大学の序列の中で、世間は近大の実力を過小評価している」と提起しました。

 --近大の実力とは

 世耕 英教育専門誌が昨年発表した「世界大学ランキング2016-2017」で800位以内に入った日本の私立総合大学は慶応大学、早稲田大学、近大でした。研究論文の海外での引用件数や外国人教員の比率などを総合的に客観評価したランキングでみると日本の私学の序列は「早慶近」だったのです。これは使わない手はありません。近大恒例の年頭の全国紙(関西版)への全面広告のキャッチコピーで「早慶近」を世に問うと、批判も含め反響を呼びました。   =続く

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【プロフィル】世耕石弘(せこう・いしひろ) 昭和44(1969)年6月20日、奈良県生まれ。大学卒業後、平成4(1992)年に近畿日本鉄道に入社。ホテル事業や広報担当などを経て平成19(2007)年に近畿大学に転職。入学センター入試広報課長、同センター事務長、広報部長を経て29年4月から広報室などを統括する総務部長。

(聞き手 松岡達郎/撮影 前川純一郎)