宝塚歌劇団

金髪の巻き毛、赤いバラ…花組トップ、原作者も魅了の美しさ 「ポーの一族」制作発表

【宝塚歌劇団】金髪の巻き毛、赤いバラ…花組トップ、原作者も魅了の美しさ 「ポーの一族」制作発表
【宝塚歌劇団】金髪の巻き毛、赤いバラ…花組トップ、原作者も魅了の美しさ 「ポーの一族」制作発表
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 平成30年の本拠地正月公演となる、宝塚歌劇団花組トップ、明日海(あすみ)りお主演「ポーの一族」(作・演出、小池修一郎氏)の制作発表が16日、東京都内のホテルで行われ、明日海、娘役トップの仙名彩世(せんな・あやせ)、男役スターの柚香光(ゆずか・れい)らが参加した。演出の小池氏が30年以上も願い続けた、漫画家、萩尾望都(はぎお・もと)氏不朽の名作の初ミュージカル化。原作から抜け出たような姿で登場した明日海らはパフォーマンスを披露し、この日出席した原作の萩尾氏をも酔わせた。

麗しく神秘的…「心臓バクバク」

 金髪の巻き毛に真っ白なブラウス、手には赤いバラ…。ライトがあたり、振り返ったトップ、明日海は、永遠の少年として生き続けるバンパネラの主人公、エドガーそのもの。男爵夫人役の仙名、一族に加わるアラン役の柚香も麗しく、神秘的な世界を見せた。

 「ポーの一族」は、昭和47年に別冊少女コミックで第1作目が発表されて以来、少女漫画の枠を超え、幅広い層から支持を集めている名作。永遠に年をとらずに生きるバンパネラの一族に加わったエドガーが、アランらを仲間に加え、悲しみを抱きつつ、時空を超えて旅を続ける姿を描く。

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