麻生太郎財務相は14日午前の記者会見で、自民党が衆院選の公約に掲げた幼児教育・保育の無償化をめぐる認可外保育施設の扱いについて「足りないところをいろいろやらないといけないので、厚生労働省などと詰めないといけない」との認識を示した。
幼児教育無償化に関しては、加藤勝信厚労相が「『3〜5歳の全ての子供を対象にする』と安倍晋三首相が言っており、具体的な設計を進めたい」と言及するなど、政府・与党内で認可外保育施設の利用者も含めることに前向きな意見が出ている。
麻生氏は、こうした状況も踏まえ「党と政府でいろいろな意見が出ていることは知っている」と述べ、慎重に検討していく考えを強調した。