「33種の動物や人の声で威嚇する」! 害獣撃退オオカミロボが発進 農作物被害対策に 山梨・南アルプス市

 近くの太陽光パネルで蓄電したバッテリーから電源を取っている。

 「オオカミの声だけだと獣は慣れるので、33種類の威嚇音を順に流す。音の大きさは電車の高架下と同レベルの最大90デシベルです」

 太田精器の太田裕治代表は説明する。1回当たり30秒程度の威嚇。夜間は30分ごとに30秒威嚇するなど自由に設定できる。

 イノシシ被害に悩む千葉県木更津市が、7月に初めて試験導入した。同社は来春、25万円程度で発売を計画している。

 南アルプス市みどり自然課の伊井和美課長は「撃退効果は分かった。市内の年間の害獣による被害額は約1500万円。再来年度予算案に導入費を計上したい」と話している。(松田宗弘)

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