また、1つめの質問だが、精神疾患という問題があるのではないか。非常に長い間、問題を抱えた人物が事件を起こした。米国では精神疾患の問題がはびこっています。他の国でも同じだと思います。しかし、今回は銃が使われ、乱射事件が起こったわけです。誰かが銃を持っていて、犯人を射殺しなければ事態が悪化していたかもしれない。これはメンタルヘルスの問題です。非常に深刻な問題です。素晴らしい人々が命を落とした非常に悲しい事件でした。私はそのようにみています」
安倍首相「トランプ大統領とは、日米両国の貿易、経済についても話をしました。日米経済のあり方について、麻生副総理とペンス副大統領との間で2回、すでに経済対話が行われています。トランプ大統領とともに2国間の貿易だけではなくて、アジア太平洋地域に広がる貿易投資の高い基準づくりを主導していきたい。日米両国で公正で実効性ある経済秩序をつくり上げる努力を重ねていきたいと思っています。
そして、ともに両国の経済が発展していく道を、米国においても既にトランプ政権になって、日本企業の投資によって1万7000人分の雇用が生まれています。米国に対する雇用の投資としては日本が第1位になっているところですが、両国の経済関係がさらに発展していくことによって雇用が生まれ、経済が成長していく。そういう両国の経済をつくってい上で、さらに麻生・ペンスの枠組みで成果を出していきたい」
--トランプ大統領は先ほど拉致被害者、また被害者家族と面会したが、改めて受け止めを。仮に米国が軍事攻撃に踏み切った場合、北朝鮮に残された拉致被害者の救出についてどう考えるか
トランプ大統領「大変悲しい出来事だと思う。語学を教えるとか、その他の理由のために誘拐されたのです。日本の多くの人々が、本当に私の国連演説に拉致被害者のことを入れたことをうれしく思ってくれました。忘れ去られていると思っていたのではないか。しかし、私ははっきり言いたい。安倍首相は全く忘れていませんでした。